みなさん、何か集めてますか?私は何にも集めない人です。
どんどん捨てます。物は少ない方です。
逆に夫は、どんどん溜め込むタイプです。
銀行のステートメントからピザ屋の割引券、着なくなったシャツまで、きっちりと取っておいてあります。
コレクションのサウンドトラックはもちろん、本やビデオゲームも、私からすれば、結構な数を所有しています。
私はおそらく、日本を出た時と同時に、身軽に生きていく術を身に着けたのかもしれません。
若いころは本や漫画が大好きで、本棚に少しずつ自分の好きな作品が増えていく感覚を楽しんでいましたが、実家を出てアメリカへ来てからは、いつ何があるか分からないですし、必要最低限の物だけを抱えて、いつでも移動できる状態にしておく必要があったのです。
なんだかんだ時間も経ったし、結婚もして落ち着いたけれど、相変わらず物は出来るだけ少なく、という癖は残っている。
必要のないものや役割を終えたものはなくして、本当に思い入れのあるものだけ、大切に取っておいてあります。
そう、まさに、こんまりメソッド。
しかし、このこんまりメソッドもなかなか通用しないツワモノが、アメリカのカード文化。
アメリカ人はいまだにカード大好きな人多いです。毎年クリスマスや誕生日には、夫の家族や親戚、お友達から、大量のカードが届きます。
初めの数年は、どのカードも嬉しくて、きれいに整頓して取っておいたのですが、これも10年経つと、なかなかの量になります。
私にとって、カードほど処分しずらいものはない。もちろん、とても仲のいいお友達や家族のメンバーからの、心のこもったメッセージカードは絶対に手放しません。
どうしようかなぁ、と思ってしまうのが、会ったこともないような親戚やそこまで親密な関係でもない人からの、しかも何のメッセージもなくサインだけ書いてあるようなカード。
私たちの事なんてあんまり知らないし、なんて書いていいか分かんないけど、カード送らないのは変だから送った感がもりもり。
日本で言うと、デザインが印刷されただけで、個人的なメッセージも何も入っていない、あまり親しくもない人からの年賀状、という所でしょうか。
申し訳ないのですが、その手のカード、実は夫には黙って少しずつ処分し始めてます。
過去2年分は全てのカードを保存、それより前のものは「心のこもった素敵カード」と「別に…カード」に分けて、「別に…カード」とは少しずつサヨウナラ~です。
私は自分がこうしているので、送る時も、本当に送りたい人にだけ、気持ちを込めたカードを送るようにしています。
みなさんは受け取ったカードや年賀状、どうしていますか?
こんな私も、なかなか捨てられずについつい取っておいてしまうのが、古くなったタオル。いつか何かの役に立つのではないかと思って、捨てられずにいる。猫のシャンプーをした時に猫の体の水気を取るのに使えそう、とか、床掃除に使えそうじゃん、とか。。床掃除なんて滅多にしないのに。
モノへの執着と、もったいない精神、その境界線はまだ見つかっていませんな。
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