ロサンゼルスの映画館で「竜とそばかすの姫」を見る。

土曜日は普通に出勤してしまいましたが、アメリカは月曜日が祝日なので、久しぶりに2連休です。
日曜日は朝からお友達夫婦と公園へウォーキングへ行きました。このご夫婦、私がロサンゼルスへ来て以来、ずっと仲良くしていただいている、大切なお友達。おそらく私の両親と同じくらいの世代のはずなのですが、2人ともとってもアクティブで、私たちインドア夫婦なんぞに比べたら各段に健康的。たまにこうして彼らのウォーキングについて行って、私と夫の運動不足を少しでも解消しようという魂胆なのです。

大抵朝の8時に公園で落ち合って、2時間半くらい、おしゃべりしながら歩きます。たわいのないおしゃべりなのですが、それがとっても楽しくて、2時間なんていつもあっという間に過ぎてしまいます。楽しい時間を過ごしながら1万3000歩も歩けるなんて、まさに一石二鳥とはこのことかと。

そうして楽しい朝を過ごした後は、彼らはそのままビーチへと出発。私たちは一旦帰って、シャワーを浴びてお昼ご飯。大体そのくらいの時に、普段使っていない脚の筋肉の痛みに気がつくのです。

その後、せっかく次の日も休みだから午後もどこかへ行こう!となった訳です。気になっていた日本の映画が上映されていると聞いていたので、映画館へ。

引用元:GKIDS Films.

ロサンゼルスに住んでいて良かったなと思う1番の事はもちろん気候ですが、2番目は、賞をとったり話題になった映画は大抵どこかしらで実際に上映されている、という事です。

配信などでお金を払えば家でも見れるとは思うのですが、良い映画はやはり劇場で見たいものです。

この映画、アメリカでは「Belle」というタイトルで、同僚から聞くまで私はその存在すら知りませんでした。でも夫も私も「サマーウォーズ」すごく好きだったので、同じ監督の作品と聞いて、これは見なくては、という使命感を感じてしまいました。

こういう外国の映画を上映している映画館って、結構昔ながらの古い映画館だったり、ちょっとアートギャラリー感の強い映画館だったりして、あまり商業感のない雰囲気が好きです。今回の映画館も、かなり年季が入っていて、チケットブースが外に出てるタイプ。席も少なく、お客さんは全部で20人くらいだったかな。

見終わってからの感想ですが、個人的には大満足でした。ストーリー的にはもう少し深掘り出来たのではないかな?という部分も感じましたが、それ以上に、なんで日本のアニメーションはこんなにも美しいんだろう。。と感動してしまって、とても素敵な時間を過ごせました。

音楽もとっても良かったです。オリジナル音声に英語字幕がついたのを見たのですが、こうなってくると英語の吹き替えバージョンも気になってきます。Youtubeで歌の英語吹き替え版を見ましたが、やはり、かなりカッコよかった。歌の部分だけでも良いので、気になる方は是非検索してみてください。

海外に住んでいると、どうしても日本の映画って見逃してしまいがちです。もう少しアンテナをはっていたいな、と思いつつ、ついつい身近なハリウッド映画に夢中になってしまうという。。

夫の評価は、Bプラス。やはり映像には感動していた様子。でも女の子が泣きすぎだと思う!という謎な感想でした。

他の人のレビューを見てみると、声優さんへの辛口コメントが多々見られました。う~ん、私はそんなに気にならなかったけど。歌が素敵だったし。みんな厳しいな。。

でも他のアニメ作品でも言えることなのですが、もし10代の恋愛感情を入れ込むのなら、もっともっと繊細に表現してほしい。いつも思うのですが、気になる人に対する反応とか好きな人と話す時とか、描写がコミカルすぎて見てるこっちが恥ずかしい。10代の頃に抱くそういう感情って、実はもっとドロドロしていて、でもどこか純粋で、不安と好奇心からくるその感情って本当はもっともっと尊いものだと思うんですよね~。あんまり語るとちょっとキモイので、この辺で止めておきますが。どうしてもギクシャクした描写になってしまうなら、いっそのことそういう要素は初めから入れないでほしい。。というのが私の正直な気持ちです。

色々な映画やドラマで映像化が進む、いわゆる「メタバース」の世界観ですが、果たして人類はそこまで行きつくことは出来るのでしょうか。夫の予想では、おそらくその前に何らかの原因で人類は絶滅しているんじゃないか、だそう。怖っ。

まぁ、そんな感じの日曜日でした。今日は一日ダラダラしようと思います。嬉しい。

明日から、またフル回転で頑張ります。

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