「The Man Who Knew Too Little」(1998)です。
例によって、夫のお気に入りのコメディ映画の1つなのですが。。
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実はこの映画、まだ結婚する前に一度、面白いから一緒に見ようと言われて9年くらい前に見た映画です。まだ英語が良く分からないまま見たので、当時はあんまりよく理解できませんでした。
何となく話の流れとかは理解できたのですが、細かいストーリーとかジョークはチンプンカンプンで、コメディなのに全然笑えなかった記憶があります。
何がきっかけかは忘れましたが、先日この映画の話になって、久しぶりに見てみよう!という事になったんです。
あれから約10年の歳月… あー良かった。ちゃんと面白かった!
私は別にファンでもありませんが、夫はビル・マーレイが大好きです。この映画も彼が主役で良い味を出しています。
ざっくり言うと、マイペースな主人公、ウォレスが即興の演劇に参加していると思っていたら、実はイギリスとロシアの諜報部が絡む本物の陰謀に巻き込まれていた…というストーリー。
本当のビル・マーレイがどういう人なのかは知りませんが、昔の彼はこういう毒のない役がピッタリですね。年齢を重ねた今は、少し皮肉っぽいキャラクターの方が合っていますが。。
1991年の「What about Bob?」(おつむてんてんクリニック)もそんな感じ。この映画は大好き。両方ともエンディングはかなり適当ですけど、中身が良いので、私はさほど気にならない。
というか、「Whata about Bob?」の邦題の方がビックリです。おつむてんてんクリニックって。。どういう事?今の時代では無理っぽいタイトルですねぇ~。
とにかく、この「知らなすぎた男」という映画がとってもおススメ!…という訳ではないのですが、私的には、アメリカに来たばかりの時に見て当時はよくわかんなかったな~という映画が、今10年ぶりくらいに見返してみると、あ、そういう事か、面白いじゃない、と思えて、安堵の気持ちなのです。もちろん100%ではありませんが。
そういう映画って実は結構あります。
高校生の時に、オーストラリアに1か月間の留学をした際、ホストファミリーのお家で「ミーン・ガールズ」という映画を初めて見たのですが、全くサッパリで、その後もずっとモヤモヤしていました。
この映画も何年も経ってからもう一度見返してみて、初めて楽しむことができました。高校生の時に理解できていたら、もっと楽しかったんだろうなぁ…という映画ですがね。水曜日はピンクの日って…今更…みたいな。
夫は付き合っていた頃から、何かと色々な映画をかなりの数、私に見させてきていましたが、その多くを私はあまり理解していないという事です。
まぁ、これから自分の成長を知ることができると思えば良いのかな。
今後もリベンジ映画を見ることがあれば、報告をしていきたいと思います。
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