アメリカ人の家族団らんで選ぶ映画とは。(みんな大人の場合)

この映画、一年に一回は見てるかも。夫の好きな映画のひとつ。
夫の実家に帰った時も、家族で映画を見ようとなった時に夫がこれが良い!と言ってみんなで見た映画。

マーヴェリック(1994)です。コロナで公開が延び延びになっている、トップガンの新作ではなく、メル・ギブソン主演の、コメディ西部劇の方です。

Maverick movie.jpg
By Movieposter.com, Link

元々はジェームズ・ガーナーが主演のテレビドラマだったのを映画化したもので、なぜかテレビドラマの邦題は「マーベリック」。映画の方は「マーヴェリック」。発音が良くなっとる。。

テレビドラマは50年代後半から60年代前半に放送された、かなり古いものなのですが。実は映画の方にも、そのジェームズ・ガーナー本人が、かなり重要な役で出演しているから面白いんです。
あまり書くとネタバレになるので詳細は省きます。

私はあまりメル・ギブソンのファンではありませんが、この映画の彼はかなり好き。ズルくて、賢くて、まあまあハンサムで、なぜか憎めないキャラクター。上手ですね。

メル・ギブソン演じるのは、自称天才ギャンブラーのブレット。大金を手にするためにポーカー大会の出場を目指し、資金を集めながら、途中で知り合った美人ギャンブラーのアナベルと保安官のクーパーと共に開催地まで旅をするお話です。

美人ギャンブラーを演じたのは、才色兼備のジョディ・フォスター。さすが。ブレットを陥れて一攫千金を狙う、頼りなさそうに見えて実はしたたかなアナベル役を見事にこなしています。

訳あり保安官のクーパーも良いです。最後に誰が笑うのかは、映画の最後の最後まで分かりません。

どのキャラクターも活き活きとしていて、際どいジョークもありつつ、ストーリーも良く出来ていると思います。コメディ西部劇というのが新鮮で良いのかもしれません。…が、あまり深く考えてはいけません。純粋に楽しむための映画。まさに娯楽映画、という感じ。

さらに「リーサル・ウェポン」のファンにはたまらない、 ダニー・グローヴァーのカメオ出演もあります。なんと音楽まで再現。こういう遊び心も、この映画の魅力のひとつなのかも。

メル・ギブソンはもちろん才能に溢れた役者だと思うけど、実は本人はかなり面倒な人だと思います。監督のリチャード・ドナーはすごい。

1994年の映画かぁ。。やはり最近のコメディ映画でここまで出来る人はあまりいませんよね。そして一応、西部劇だからかなのか、いつ見ても古くさくなりません。家族の団らんにはぴったりのチョイスです。

もう月曜日ですか。ハァ~。頑張りましょうかね!

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